SSブログ

素行不安定 [英語留学(ダブリン2000)]

(10年後の筆者より)
やっと教科書が出てきました。といってもこの頃(2000年1月)に使っていたものが抜けています。なぜに…

100718_1401~01.jpg

2000年1月17日(月)
今日はテストのはず。どうしよう。またひどい天気だ。今日からバスで通おう。

週末を有意義に過ごした筆者だったが、月曜の朝イチでExam(イグザム=日本で言うテストのこと)があるのだった。「前章のおさらい」ということだが、先週クラスに入ったばかりの筆者は知らない部分ばかり。

テストの後、記入をやめて、先生のピーターが最初から解説していく。採点は各自。つまり、テスト結果はあくまで各自が自発的に自身の英語の知識を見直すためのものなのだ。結果は7割取れたくらい。やはりというか、クリスティーナはもっと取っていた。向こうの方が先にいるから仕方ないと言えば仕方ないが、やっぱり情けない。

授業が終わったら学校から飛び出るようにしてシティセンターへ向かった。そして、学校からもらったラミネートの学生証を見せて、ダブリンバス・オフィスで定期券を買った。いわく、Monthly Pass(月の定期券)はそれぞれの月の1日から末日までしか発行できないので、有効期限2週間のものを買った。これが17ポンド。月のパスならもうちょっと割安になるらしいので、また今度2月分を買いに行こう。

そのあと、真っすぐ家に帰ってホストファミリーの子供たちと遊ぶ気もなかったので、前にオリエンテーションで来たパブに入って、ビールを飲んだ。まだ日も暮れないうちになにをやってるんだ、俺は…と思ったがこれがまたうまいのだった。

帰りのバスの中で思った。最初の一週間はわけもわからないうちに目まぐるしく過ぎていったけれど、冷静に考えると特に何もしていないし、何も身に付いていないのではないか。3月に日本に帰る頃になっても、英語力は果たしてついているのだろうか?

朝のテストに見事にうちのめされていた自分だった。
nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

nice! 1

コメント 2

KaoriNG

Kさん、ちゃんとテキスト取ってあるんですね!!
私も、最初はちゃんと全部取ってあったんですが、引越しを繰り返すうちに、段々と減り・・・結局、最終的に取った学部の物しか残ってないです。

留学当初って、何もかもがドキドキ、目新しくて、学校では必死で・・・時間がドンドン過ぎていく感覚じゃないですか?バスに乗ることさえ、ドキドキしていた頃・・・。バス停間違えないように、すっごく真剣な顔して(若しくは、恐い顔して)外を凝視していたかも知れないです(爆)。

同じ頃に、違う国で新しい生活をスタートしていた者同士、色々ありましたね。頑張って、10年前のKさん!!
by KaoriNG (2010-07-18 17:58) 

管理人K(3X歳)

>>KaoriNGさん
KaoriNGさんはずっとカナダだから、たぶん持って帰るチャンスが少なかったでしょうね。

このテキストが出てきた時に思い出したのが、ノートは確かホストファミリーに処分されてしまったということです。ちょっと空けてたら…

そうなんですよ、留学初期の時間の密度はすさまじいものがありました。集中力も、真剣さも、今とは別次元です(苦笑)

物覚えが悪くて不器用なK(2X歳)でしたが、10年後の人に応援いただいているとは思いもしなかったでしょう(ブログもなかったし)
ありがとうございます。

この後、バスパスで週末に現実逃避の小旅行をする頃になるともっと楽しくなってきますので、これからも応援よろしくお願いしま〜す。
by 管理人K(3X歳) (2010-07-18 22:40) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。